オープンキャンパスに行ってみた
オープンキャンパスで、ヒロキは初めて「未来」を見た。

ヒロキは普通科高校3年生だ。
特別な才能もない。勉強が得意なわけでもない。 「とりあえず大学かな」と思いながらも、心のどこかでずっと引っかかっていた。
「俺、このままでいいのか?」
ある日、友達に誘われてIT系の専門学校のオープンキャンパスへ行くことになった。 正直、乗り気じゃなかった。
でも——そこで見たものが、ヒロキの「なんとなく」を壊すことになる。
「ITプログラミングが強い」は、もう数字が証明している
まず結論を言う。
ITとプログラミングのスキルは、今この時代において「最も将来の選択肢が広がるスキル」だ。
気合論じゃない。データがそう言っている。
2030年に79万人不足――今、ITを選ぶと何が起きる?
経済産業省の調査によると、IT人材の不足は現在の約17万人から、 2030年には最大約79万人にまで拡大すると予測されている。
79万人という数字、どれだけデカいかイメージできるか?
大阪市の人口が約270万人だから、その約3分の1近い人数が「いない」状態になるということだ。 サッカースタジアムで満員が6万人として、そこに6万人×約13個分の椅子が空いているイメージだ。
需要があるのに、人がいない。
これは言い換えると「普通の人間でも必要とされやすい市場」ということになる。 偏差値40台のヒロキにとっても、これは「チャンスの話」だ。
求人倍率1.43倍の意味――なぜITだけ「選ぶ側」になれるのか
厚生労働省のデータによれば、2025年11月時点で「情報処理・通信技術者」の求人倍率は1.43倍。 全業種の平均は1.12倍だ。
求人倍率が1を超えるということは「求職者1人を1社以上が欲しがっている」状態を意味する。
下の表を見てほしい。
| 区分 | 求人倍率(2025年11月) |
|---|---|
| 全職業平均 | 1.12倍 |
| 情報処理・通信技術者 | 1.43倍 |
(出典:厚生労働省「職業別有効求人倍率」)
スキルを持った人間は「選ばれる側」ではなく「選ぶ側」になれる可能性がある。 これが他の業界との決定的な違いだ。
ゲームもSNSもAIも、全部「プログラミング」でできている(独自)
ここで少し視点を変えてみよう。
毎朝起きてスマホを開く。LINEで友達に連絡する。YouTubeを見る。ゲームをする。
これ全部、プログラミングで動いている。
「ITって特殊な世界の話でしょ?」と思っているなら、それは大きな誤解だ。
ITとは、君が毎日触れているあの画面の「裏側」のこと。 むしろ君はすでにITの世界の「ユーザー」として生きている。
あとは「作る側」に回るか、「使うだけ」で終わるかの違いだけだ。
「天才じゃなくていい」――ITで活躍している人のリアル

「でも俺、頭よくないし……」
ヒロキはそう思っていた。でも、それは完全な思い込みだったとわかることになる。
ビル・ゲイツが最初にプログラムを書いたのは「母の仕事を楽にしたかったから」
世界的な大富豪、Microsoft創業者のビル・ゲイツ。
諸説あるが、彼がプログラミングへ向かった動機の原点は 「天才だったから」ではなく「身近な人の仕事を楽にしたい」という気持ちだったとされている。
すごい人には、すごい理由があると思いがちだ。 でも実際は「誰かのために何かしたい」という普通の感情が、最初のきっかけになることが多い。
ちなみにビル・ゲイツが起業したのは高校在学中のことだ。
エストニアでは7歳からプログラミングを学ぶ――世界は動いている
「エストニア」という国を知っているだろうか。
人口約130万人の小さな国だ。東京23区の人口が約900万人だから、その約7分の1。 でも、このちっちゃな国があの「Skype」を生み出した。
なぜそんなことができたのか?
答えは教育にある。エストニアでは子どもが7歳からプログラミングを学ぶ環境が整っている。 そして「高校卒業生の約6割が将来起業を考えている」というデータまである (ユニアデックス株式会社コラム「世界最先端のIT国家、エストニアを知っていますか」より)。
ITを学ぶと、「将来どう生きるか」という視野が根本から広がる。
日本の高校生が「遅い」のではない。今から始めれば十分間に合う。
「好き」じゃなくても大丈夫――続けられる人が一番強い(独自)
「ITって好きじゃないとダメですか?」
これは多くの高校生が口にする質問だ。 結論から言う。
好きかどうかより、「続けられるかどうか」の方がずっと重要だ。
たとえばスポーツでも、最初から「大好き!」で始めた人より、 「とりあえずやってみたら意外と楽しかった」人が長続きするケースは多い。
IT業界で活躍している人の多くが「最初から好きだったわけじゃない」と語っている。 むしろ「やってみたらできた」→「できたら楽しくなってきた」という順番の人が多い。
進路を選ぶとき、こんな視点で考えてみてほしい。
- 「好きか」だけで選ぶ → 壁にぶつかったときにやめやすい
- 「続けられそうか」「やってみたら意外と面白いか」で選ぶ → 成長が続きやすい
「好きじゃないから向いていない」は、大きな誤解だ。
オープンキャンパスで俺が見たもの――「できるかも」の芽が生まれた瞬間
さて、ヒロキの話に戻ろう。
当日、ヒロキはドキドキしながら大阪ITプログラミング&会計専門学校天王寺校の門をくぐった。
パンフレットと現場は全然違う――目で見てわかったこと
パンフレットで見たときは「なんかお洒落な写真が並んでるな」くらいにしか思っていなかった。
でも実際に足を踏み入れると、全然違った。
先生と学生の距離がめちゃくちゃ近い。 「わからなーい!」って言ったら、すぐ隣に来て教えてくれる距離感だ。
教室の雰囲気も想像と違った。ピリピリしてない。 みんな真剣だけど、どこか楽しそうだ。
「あれ、思ってたより怖くない場所だな」
ヒロキの中で、最初の壁が一枚崩れた瞬間だった。
先輩の「俺も最初は全然わからなかった」という一言(独自)

在学生との交流コーナーで、ヒロキは先輩に話しかけてみた。
「ITって、最初から得意じゃないとついていけないですか?」
先輩は笑ってこう答えた。
「俺なんか最初、パソコンのキーボードをどこから押せばいいかもわからなかったよ」
その一言が、ヒロキには刺さった。
「すごい先輩の成功話」じゃなかった。 「自分と同じだった先輩の話」だったから。
数字やデータより、リアルな声の方が心に届くことがある。 それがオープンキャンパスの、一番大事な価値だ。
「じゃあ俺でも……?」
ヒロキの中で、何かが動き始めた。
「動いた」の一言が、すべての不安を超えた
体験授業で、ヒロキは初めてプログラミングに触れた。
最初は「記号だらけで意味わからん」と思った。 でも先生に一つひとつ教えてもらいながら、ある瞬間——
画面の中で、自分が書いたコードが「動いた」。
「え……俺が作ったの、これ?」
確信なんてない。「いけそう!」でもない。 でも「できるかも」という小さな気持ちが、胸の中にじわっと広がった。
この「かすかな可能性」が生まれた瞬間こそ、進路選びにおける本物の第一歩だ。
「プログラミングが強い理由」は、実は一つだけだ
最後にまとめよう。
ITとプログラミングが強い理由を、データや世界の動きで説明してきた。 でも本当の答えは、もっとシンプルだ。
スキルは「裏切らない資産」――学歴・景気に左右されない唯一の武器
一度身につけたITスキルは、景気に関係なく使い続けられる。
会社が変わっても。業界が変わっても。住む場所が変わっても。 スキルがある人間には、次の選択肢が常に存在する。
具体的にどんな道が開けるか、まとめると次のとおりだ。
- 転職:IT人材の需要が高いため、他業界より転職しやすい
- 副業:スキルを使ったWeb制作・アプリ開発などで収入の柱を増やせる
- フリーランス:場所を選ばず、好きな時間に働ける独立の道もある
「手に職をつける」という言葉の、現代版がITスキルだ。
学歴よりスキルが語る時代が、すでに来ている。
「今始める高校生」が持つ、最大のアドバンテージ(独自)
大学に4年通った後に就職するのと、専門学校で2年学んで就職するのとでは、 社会に出るタイミングが2年違う。
| 進路 | 就職タイミング | 2年後の状態 |
|---|---|---|
| 大学4年制 | 22歳前後 | 就活中・もしくは社会人1年目 |
| 専門学校2年制 | 20歳前後 | すでに実務経験2年のIT社会人 |
2年分の実務経験の差は、20代においては相当大きい。
さらに「高校生のうちから興味を持って動いていた」という事実は、面接でも大きな武器になる。 早く始めた人が有利になる、それがIT業界の現実だ。
「遅すぎる」という不安は、今すぐ手放していい。
今が、最速のスタートラインだ。
まず一歩――オープンキャンパスで感じてみることが最短距離
情報を集めるだけでは、「できるかも」は生まれない。
ヒロキが実感できたのは、実際に足を運んだからだ。 先輩の声を聞いたから。コードが動く瞬間を体験したから。
「完璧に準備してから動く」のではなく「まず体験して、そこから判断する」。 それが、進路選びで失敗しないための最短距離だ。
「プログラミングが強い理由」は、需要のデータでも、世界の動きでもなく——
最終的には「自分が体験して、感じたこと」が一番の理由になる。
大阪ITプログラミング&会計専門学校天王寺校のオープンキャンパスへ、まず一歩踏み出してみてほしい。
ヒロキが感じた「かすかな可能性」は、きっと君にも届くはずだ。