はじめて”社会とつながった”と感じた授業の話
|簿記が強い理由、ケイコの体験から学ぶ
「簿記って、なんで学ぶんだろう?」
そう思ったことがある人に、読んでほしい記事があります。
今日紹介するのは、ケイコさんという女の子の話。 数字が苦手で、将来のこともよくわからなかった、ごく普通の高校生です。
でも、ある授業をきっかけに、世界の見え方がガラッと変わりました。
結論から言います。
簿記が強い理由は「就職に有利」とか「資格が取れる」とかじゃない。 「会社のことが、自分のことのように読めるようになる」からです。
それがどういうことか、ケイコさんの体験を通して、一緒に見ていきましょう。

授業が始まった瞬間、世界が変わった——簿記が強い理由はここにある
最初は「数字の羅列」にしか見えなかった
ケイコさんは高校2年生のとき、進路のことで頭がいっぱいでした。
「大学に行くべきなのか。でも何を学びたいかわからない。 そもそも自分って、何が得意なんだろう……」
そんなことをぐるぐる考えながら、毎日なんとなく授業を受けていました。
ある日、お母さんに勧められて、経理・会計系の専門学校のオープンキャンパスに行くことになりました。
「経理? 数字は苦手だし、正直、自分には関係ない気がする」
そう思いながら、体験授業の教室に座りました。 黒板には「借方・貸方」「損益計算書」「貸借対照表」という文字が並んでいます。
「……やっぱり、難しそう」
最初は、ただの記号と数字の羅列にしか見えませんでした。
「この数字はコンビニの売上だ」と先生が言った瞬間
でも、次の瞬間が、すべてを変えました。
先生が黒板に、一枚の紙を貼りました。
「みんな、コンビニって毎日使うよね? これ、あるコンビニチェーン1店舗の、1ヶ月の売上と内訳ね」
数字が並んだその紙には、こう書いてありました。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 売上 | 1,500万円 |
| 商品の仕入れコスト | 900万円 |
| 家賃・光熱費・人件費など | 400万円 |
| 残った利益 | 200万円 |
「え、コンビニ1店舗で月1,500万円も売れてるの!?」
ケイコさんは思わず声を出しそうになりました。 でも、もっと驚いたのはその次でした。
「売上1,500万円でも、残る利益は200万円。 お客さんが毎日来てても、コスト管理を間違えたらあっという間に赤字になる。 これが、会社のお金の動き方なんだ」
そのとき、ケイコさんの中で何かがカチッと音を立てました。
「あ……これって、授業の話じゃない。 毎日行ってるコンビニの、本当の話だ」
帳簿の数字が、急に”リアル”に見えた瞬間。 それが、ケイコさんが「社会とつながった」と感じた最初の体験でした。

「簿記が強い理由」は、”記録術”じゃなく”会社の通訳力”だから
簿記は「会社語」を読み解く共通言語
世の中には、3つの「つながりをつくる力」があると言われています。
| スキル | つなぐもの |
|---|---|
| 英語 | 人と人 |
| プログラミング | 人とコンピューター |
| 簿記・会計 | 人と企業 |
会社はすべての活動を「数字」で記録しています。 売上・コスト・利益・負債……これが読めないと、会社の中で何が起きているのかがまったくわかりません。
でも、簿記を知っていると、決算書という「会社の成績表」が読めるようになります。
たとえば、こんな疑問に自分で答えが出せるようになります。
- 「あのお店、流行ってるのに最近閉店したな……なんで?」
- 「あのニュースで言ってた”赤字転落”って、どういうこと?」
- 「バイト先がシフトを急に減らしたのはどんな理由?」
これらの疑問に「数字で答えを出せる人」が、簿記を学んだ人です。
世界最高の投資家が「会計を学べ」と言った理由
ここで、少し視野を広げてみましょう。
ウォーレン・バフェット。 資産が7兆円超えと言われる、世界で最も有名な投資家です。
彼はかつて、こう言いました。
「会計はビジネスの言語だ」
バフェット氏は、共同経営者の娘から「大学で何を専攻すべきか」と相談されたとき、迷わず「会計」と答えたそうです。
ビジネスを誰よりも知っている人が、学びの土台に選んだのが「会計」でした。
さらに、ホリエモン(堀江貴文氏)もこう言っています。
「学校では、お金に関する知識や簿記を教えるべきだ。AI時代になっても、簿記は理解してほしい知識だ」
なぜ、時代の最前線を走る人たちが口をそろえて「会計・簿記」を推すのか。
それは、会計が「あらゆるビジネスに共通する言語」だからです。 業界が変わっても、時代が変わっても、数字で考える力は絶対に消えません。
経理の授業で「社長と同じ景色」が見えた日
オープンキャンパスから帰ったケイコさんは、頭の中がいっぱいでした。
「さっき見た数字は、あのコンビニの社長も毎日見てる数字なんだよな」
授業でやったことを思い返しました。 売上から仕入れを引いて、運営コストを引いて、残った数字が利益。
こんなシンプルな構造なのに、ほとんどの人は知らずに働いています。
知っているだけで、「なんでこの商品は値引きしてるんだろう?」「このお店、いつも混んでるのに儲かってるのかな?」そんな”問い”が自然と湧いてくる。
社長が毎朝確認している数字を、自分も読めるようになる——。
それは、「仕事を外から眺める人」と「仕事の中身がわかる人」の決定的な違いになります。

「簿記を学ぶと経理の仕事が面白くなる」は本当か?AI時代の現実も含めて答える
AI時代に「経理がなくなる」は本当か?正直に答える
ここで、正直に話しておきたいことがあります。
「AI時代に経理の仕事はなくなるんじゃないの?」
こう思った人、ちゃんと答えます。
確かに、単純なデータ入力や仕訳の繰り返し作業は、どんどん自動化されています。これは事実です。
でも——経理の仕事そのものはなくなりません。
求められることが変わってきているのです。
「数字を入力する人」から、「数字の意味を読んで、経営の判断を助ける人」へ。
現在の経理・会計職の転職市場は「売り手市場(人手不足)」が続いています。 特に20〜30代の若手会計人材は圧倒的に少なく、今から学ぶ高校生にとって大きなチャンスが広がっています。
| 変化前(これまで) | 変化後(これから) |
|---|---|
| データを手入力する作業 | AIが処理したデータを読み解く |
| 決まった手順を繰り返す | 数字から経営の課題を発見する |
| 「記録係」としての経理 | 「判断を支える参謀」としての経理 |
AIに仕事を取られるのを怖がるより、AIを使いこなせる経理のプロになるほうが圧倒的に強い。
「なくなるから学ばない」じゃなくて、「変わっていく時代だからこそ、今から学ぶ」。 その選択が、3年後・5年後の自分を大きく変えます。
会計が「わかった瞬間」から、仕事の見え方が変わる
ある専門家はこう言います。
「簿記の知識があると、会社の中で自分が担当する仕事の目的が見えてくる。だから、仕事がおもしろいと感じられるようになる」
ケイコさんの体験でもそうでした。
体験授業の後、いつも行くカフェでコーヒーを飲みながら、思ったそうです。
「このコーヒー1杯500円って、原価はいくらだろう?家賃と人件費を払ったら、どれくらい残るんだろう?」
以前は「おいしいコーヒー」としか見えなかったものが、急に「経営」として見えてきました。
アルバイトをしている人なら、こんなふうにリアルに感じるはずです。
- 「なんでうちのバイト先は、このタイミングで閉店するんだろう?」
- 「スタッフを増やしたのに、シフトが減ったのはなぜ?」
- 「新メニューが出たのに、すぐ消えたのはなんで?」
こういう疑問に、自分で答えを出せるようになる。それが、「会計を学んだ人の見え方」です。
経理スキルは「経理部門だけの武器」ではない
ここが、あまり知られていない重要なポイントです。
簿記・会計のスキルは、経理の人だけのものではありません。
| 職種 | 簿記・会計スキルの使い方 |
|---|---|
| 営業職 | 取引先の決算書を読んで、成長する会社かどうか判断する |
| 企画職 | プロジェクトのコストと売上を計算して提案する |
| コンサルタント | クライアントの数字を分析して、改善点を見つける |
| 経営者 | 会社全体のお金の流れを把握して、判断を下す |
会社によっては「新入社員全員を、最初の数年間は経理に配属する」というところもあるほどです。 なぜなら、経理を通して「会社のお金の流れ=ビジネスの本質」を理解してほしいからです。
「経理に向いていないかも」と思っていても大丈夫。 経理を学んだ人は、どんな仕事に就いても、そうでない人より「一段上の景色」が見えます。
それが、簿記が”強い”本当の理由です。

高校生のうちに「社会と本気でつながった体験」が、その後の人生をまったく変える
同じ18歳でも「数字を知っている人」と「知らない人」ではキャリアの出発点が違う
少し、想像してみてください。
同じ18歳のAさんとBさん、2人の高校生がいます。
| Aさん | Bさん | |
|---|---|---|
| 進路 | なんとなく大学に進学 | 専門学校で簿記・会計を学ぶ |
| 在学中 | 専門スキルは特になし | 日商簿記2級を取得 |
| 就職活動時 | 資格・専門知識なし | 経理の知識と資格を持って臨む |
就職活動の面接で、企業の採用担当者が注目するのはどちらだと思いますか?
もちろん、学歴だけで決まるわけではありません。 でも、「数字で会社を語れる人」と「語れない人」では、スタートラインが違います。
高校生の段階で簿記を学び資格を取得した人は、大学進学後も「すでに一歩リードしている」と言われます。 早く始めることで生まれる「選択肢の多さ」は、想像以上に大きいのです。
その授業が、「将来の自分の軸」になった
オープンキャンパスから数週間後、ケイコさんは決めました。
「大阪ITプログラミング&会計専門学校天王寺校に行く」
お母さんに話すと、最初は「え、大学じゃないの?」と驚かれました。 でも、ケイコさんには伝えたいことがありました。
「あの授業でさ、コンビニの売上の話を聞いたとき、なんか急に社会がリアルになった気がして。 数字って難しいと思ってたけど、”会社のことを知るための言葉”なんだって。 それを、ちゃんと学んでみたいんだ」
お母さんはしばらく黙っていました。 そして、こう言いました。
「そんなに話せるなら、大丈夫ね」
「好きじゃなかった数字が、強みになる」という感覚——。
それを体験した人だけが持てる自信が、ケイコさんの言葉には宿っていました。
どんなに苦手だと思っていたことでも、「意味がわかった瞬間」に、世界が変わります。 その体験は、きっとあなたにも訪れます。
その一歩は、今日から始められる
「自分も、そういう体験をしてみたい」
そう思ったなら、その感覚はとても大切にしてほしいと思います。
大阪ITプログラミング&会計専門学校天王寺校では、ケイコさんが体験したような「会計が社会とつながる瞬間」を授業の中で体験できます。
数字が苦手でも大丈夫。 経理のことを何も知らなくても大丈夫。
「なんとなく気になった」という気持ちが、最高のスタートです。
まずは、オープンキャンパスへの参加や資料請求から。 完璧に準備してから来なくていい。
「ちょっと見てみよう」くらいの気持ちで、扉を開けてみてください。 社会とつながる体験は、きっとそこから始まります。

まとめ:簿記が強い理由は、「社会が読める」ようになるから
今回お話ししたことを、最後に整理します。
簿記・会計を学ぶことで、できるようになることは次の5つです。
- コンビニやカフェの「裏側」が数字で読めるようになる
- ニュースや決算情報が、自分ごととして理解できる
- どんな仕事に就いても「お金の流れがわかる人」として評価される
- AI時代でも「数字を判断できる人」の価値は上がり続ける
- 経理だけでなく、営業・企画・経営など、あらゆる仕事の土台になる
世界最高の投資家バフェットが「会計はビジネスの言語だ」と言ったのは、伊達ではありません。
ケイコさんが「社会とつながった」と感じたあの瞬間は、誰にでも訪れる可能性があります。 そのきっかけが、あなたにとっての「あの授業」になるかもしれない。
まずは一歩。 今日、大阪ITプログラミング&会計専門学校天王寺校から始めましょう。